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ドルリラはウェッジパターンで調整買い

ドルリラはウェッジパターンで調整買い

気がつけば2月ももう終わり。不思議と今月はリラが買われて、暴落トレンドに調整が入りましたね。ただ、そんな調整買いも終了局面。チャートのウェッジをブレークしつつある兆候が見えてきました。

という訳で、今回はトレンドラインの引き方と併せて、ドルの行方を追ってみますか。

  1. ドルトルコリラの調整パターン
  2. 日本円の8週調整
  3. トレンドラインで行方を占う

ドルトルコリラの調整パターン

始めに相場のおさらいから。トルコリラは2月に入ってからというもの、対ドルで強い値動きを見せていますね。発端は1月終わりの大きなリラ買い。ここで1000pipsの下落を基点として、ドルリラの週足チャートは連続陰線で2月を終えそうです。

USDTRYの2月週足チャート
USDTRYの2月週足チャート

ただし、この値動きは飽くまで調整の範囲。まだ、リラ売りの長期下落トレンドは終わっていません。材料的にも、トルコの総選挙や米政府の現在政策なんかがあるので、まだ落ち着くのは早いのかなという印象です。実際、2月のリラ買いにしても、材料あってのリラ買いではなく、需要に基づく実需取引の意味合いが濃い所ですからね。ここら辺のリラ買い事情は、以前語った通りです。

実際、リラ買いトレンドは「ウェッジ」と言われるチャートパターンを描いていますね。このチャートパターンは、短期的には調整ですけど、どこかでブレークする可能性を秘めていますよ。実際、ドルリラに至っては去年も何度、ブレークからのリラ売り再開を食らったことか・・・。

ドルリラのウェッジ調整パターン

まあ、ドルリラ持っている方はそろそろ利益確定を考える頃合ではないでしょうか。当ったらご喝采↓

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日本円の8週調整

一方では日本円。こちらもドル円チャートがウェッジパターンで下落を続けていますね。ただし、ドル円は昨年待つに大きく上昇してから、既に8週間の調整期間を過ぎています。もう、いつ大きな値動きが出てもおかしくありません。

ドル円のウェッジ調整

恐らく、明日28日にトランプ大統領の発言があるので、ここを基点に動き出すのかな、という印象。日経平均も同じような調整局面になっているので、3月入るなり大きく動きそうな予感がします。

トレンドラインを引いて見ると、ドル円がブレークを果たした場合は、115円近辺まで戻しそうな感じがしますね。本格的な長期トレンドを考えるなら、その後が大きな分かれ目となりそうです。下記チャートにウェッジをブレークした場合のトレンドライン分析を書きこんでみました。

ドル円115円予想

ドル円って通貨は、結構な頻度でこの斜めのトレンドラインを意識した値動きをするようです。最近、ForexTesterで過去の値動きを洗い直しています。このパターンも過去何度かありましたね。ドル円て、素直にトレンドラインに従う通貨なんだって気付きました。

トレンドラインで行方を占う

話を戻して、トルコリラ。同じく、ドルリラのトレンドラインを占ってみましょうか。とは言っても、ドルリラはまだ8週の調整期間が終わっていないので、半分推測を挟みます。

多分、ドルリラはここからドル買いの値動きが入って、フラッグのパターンになるんじゃないですかね。冒頭ではウェッジと書きましたけど、ウェッジ⇒フラッグの変化パターンは良くみる所です。いずれにせよ、あと2~3週間経たないと、明確なパターンは形成されませんね。何にしたって、調整が終わらないことには、その先が見えようもありません。

ドルリラのフラッグ予想

実を言うと管理人、ここ最近になって、ドルリラの過去の値動きを見直しています。昔もやってみたんですけど、新しい知識が入ると見方がまた変わってきますね。結構、読みやすくなった実感があります。

その中で、大幅暴落からの調整局面も何度か目にしました。ポイントになるのは、やはり「8週間の調整期間」と「斜めに引かれるトレンドライン」、そして「調整期間終了後のレンジブレーク」でしょうか。ウェッジ、フラッグ、ボックスのチャートパターンだけで検証作業をしてみた感想です。週足チャートで洗い直した結果なので、日足レベルで分解すれば、もっと良く見えるかも知れません。

時間があれば、今度はここら辺の分析手法を記事にしてみましょうか。

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トルコリラの為替投資戦略

管理人の相場日記です。

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