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インドは利下げdeリスク後退的な話

インドは利下げdeリスク後退的な話

今回は、インド利下げでルピー買いになった背景と新興国の成長戦略への転換について簡単にまとめます。

先日、インド中銀(RBI:Reserve Bank of India)が緊急利下げを発表しました。そのニュースに対し、なんと市場はルピー買い。利下げ=通貨売りというFXの常識を覆す反応でした。なぜ、金利の引き下げで金利通貨であるルピーが買われたのでしょうか。経済成長への転換や新興国リスクの低下というキーワードで語ることができそうです。

以下には、FXでスワップ通貨であるはずの新興国マイナー通貨が、政策金利の引き下げで買われるメカニズムを解説します。あながち、トルコも無関係ではありません。

  1. 政策金利引き下げでルピー買い
  2. 新興国利下げと成長戦略
  3. エルドアンがまた威圧
  4. インドルピーが買えるFX業者

政策金利引き下げでルピー買い

本家ブログを更新しました。

記事:利下げで新興国通貨買いのシナリオ

簡単に言うと「インドの利下げでルピー買いになったのは、新興国リスクの低下が確認されて、成長期待が高まったからだよ」という話です。

インドはGDP成長率の低下が底打ちしたと言われていて、今年辺りから、また成長期待が高まっています。この点、緊急利下げが経済成長戦略への転換だと市場に評価された訳です。新興国リスクが低下すれば仕込むチャンスだと考えるのが、ヘッジファンドの思惑のようですね。

新興国利下げと成長戦略

少し経済の復習をしましょう。国家がインフレのリスクに見舞われると、その国の中銀というのは基本的に政策金利の利上げを実施します。市場に出回るお金を減らして、希少価値を高めようという狙いがあるためです。銀行は中央銀行からお金を借りていますから、政策金利が上がると銀行金利(いわゆる利子)も上がります。

逆に、経済成長を高めたいのなら利下げです。政策金利引き下げ→銀行金利引き下げという流れで利子を安くして、出回る通貨を増やすのですね。企業や商店はお金を借りやすくなります。借りたお金は設備投資や経営規模の拡大に投資に回されるので、経済が成長しやすくなる訳ですね。

ちなみに、それでも経済が停滞するようなら金融緩和という最終手段の登場です。国債とか株とかの金融商品を買って、国庫から無理無理お金を市場に流すのです。昨年まではアメリカの金融緩和が話題になりましたね。日本はアベノミクスで絶賛緩和中、ヨーロッパはこれからという所です。

参考記事:日米欧の金融緩和策とマイナー通貨の見通し

インドのメカニズムについては、本家サイトをご覧あれ。

記事:利下げで新興国通貨買いのシナリオ

エルドアンがまた威圧

まあ、こんな訳でインドは利下げを実施した訳ですが、他の新興国も追随しそうです。そう、トルコです。また、髭おやじ(エルドアン大統領)がトルコ中銀に圧力をかけたようです。以下は、ロイターのニュースです。

トルコ大統領が中銀に利下げ要求、20日の政策会合前に圧力(ロイター

[アンカラ 16日 ロイター] – トルコのエルドアン大統領は16日、中央銀行に利下げするよう求めた。必要なら中銀当局者を呼び寄せてこの問題を議論するとしており、中銀に対して20日に開く金融政策会合を前に圧力をかけた。

6月には議会選挙を控える中で、中銀の政策運営を強く批判してきた大統領は、金利が高いままならば政府が望む水準まで投資が拡大しないと発言。「世界中で利下げが行われているのにわが国の中銀は動いていない。いったい何を待っているのか。この状態が続くことはあり得ない」と付け加えた。

エルドアン大統領の中銀威圧は、もはや聞き慣れたニュースですね。ただ、昨年末から中銀も「利下げするかもな」的なことを言っているので、いつかは利下げしますよ。あと、副首相も今日20日の利下げを匂わせています。

もっとも、髭おやじはちょっと言っていることがおかしいです。新興国の立場をわきまえていません。「他国はどこも金利を引き下げているのに~」と言っていますが、その「他国」ってアメリカや日本の先進国でしょう。新興国トルコと一緒にしちゃいかんよ。ここで利下げしたら、またリラ安になるさー。おまえさん、また破綻しても知らんよ。

あ、そういえば知ってました。インドって金融業界じゃ先進国扱いなんですよ。とすると、インド利下げ=ルピー買いの構図は、そのままトルコには当てはまらないかもしれませんね。GDP成長率の低下も止まっているか怪しい所ですし。ちなみに今夜9時(記事を書いている今は8時)に金融会合の結果が発表される予定です。

インドルピーが買えるFX業者

そんな感じで、最近ちょっとインドに浮気している管理人です。オアンダ使って、チャート見てます。今年はルピーが買われてもいいかなーと考えています。

オアンダのインドルピーチャート
オアンダのインドルピーチャート

上記のチャートは、スマホ版のMetaTrader4。管理人は、これを使って行き帰りの電車でチャート見てますよ。オアンダだとMT4に対応しているので、スマホトレードもらくちんです。インストールと設定の仕方は本家サイトに特集記事組んで解説してますよ。

参考記事:スマホ向けアプリMetaTrader4の導入(連載第1回~インストール編)

という訳で、インドルピーを買うならオアンダジャパン!という紹介でした。他にINR扱っているFX業者ってあるのかしらん。サクソバンクあたりで扱ってそうですけど。でも、スイスフランの一件で約定改定を宣言するような業者だからなあ・・・。

参考記事:マイナー通貨とトルコリラ

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