トルコリラdeぱらりら

トルコリラのジャンク級でラストフィーバー

トルコリラのジャンク級でラストフィーバー

皆さんご存知のトルコ格下げニュース。23日に米ムーディーズがトルコのソブリン格付けをBa1(いわゆるジャンク級)に下げた報せが出回っています。

あれ、これって織り込んでなかったの?という位にトルコリラは下落。先日のクーデター直後にS&Pが格下げしたもんで、てっきり市場は覚悟しているものだと思っていました。しかし、値が下がるようだと話は別。ここから最安値更新して暴落起こすんじゃないかと予想しています。

という訳で、管理人の相場感は売り。事の次第を語っていきます。

  1. ムーディーズの格下げで
  2. 格付けが下がると何が起きるか
  3. 暴落がないとおかしい
  4. スワップ運用なら豪ドルでよいのでは?

ムーディーズの格下げで

ジャンク級降格の経緯から。ご存知のようにトルコのソブリン格付けがジャンク級に降格されました。

クーデターもそうなんですけど、その後の死刑制度復活の議論やら経済見通しの悪化も格下げの要因になっているようですね。経済のファンダメンタルズが悪いことと、法治国家としての是非が問われた格好ですね。まあ、シリア問題やら、難民問題やら、EUとの外交バタバタで今更感すらありますが。

ただ、これって織り込み済みじゃなかったの?という印象。以前、本家サイトでも語りましたけど、管理人の中では既にリストアップされているリスクファクターでした。クーデターからこっち、対ドルでもリラは値を戻していましたので、てっきり市場は覚悟しているものだと思っていたんですよ。

記事:トルコリラ為替レートのリスク@2016年夏

クーデター以降は、どうやらハイリターンの投資先として、一定の需要があったのでしょうね。米国の9月利上げ論が展開されていたので、リスクを取りに行った投資家が買っていたものと思われます。これが年内利上げか?位にまで後ろ倒しになったので、需要が減るだろうとの見方もしています。

格付けが下がると何が起きるか

結果論ですが、市場が拒否反応起こしてリラ売りとなったからにはムーディーズの格下げは織り込んでなかったのでしょう。ここは現実を受け止めて、相場感を切り替えていこうと思います。2016年下期の相場感。基本はリラ売りスタンスに変更しました。

投資等級が下がると何が起こるか?

答えは投資できない機関投資家の増加です。正しくは、買いたいのに買えないファンドマネージャー、売りたいのに売れない営業担当の増加だと考えます。背景には、組織のルールがあります。

リラが下落を続けている中でも、従来は投資適格級を維持していました。このランク付けがある限り、リラ建てファンドが次々に組成されますし、営業担当は売って回ります。下落するなかでも通貨リラの投資需要は一定の量が保たれていたのです。

ところが、トルコがジャンク級に落ちるとアウト。営業担当は顧客にリスクの高さを説明しなければなりません。同じく、ファンドマネージャーもリラ絡みのファンドを組み立てにくくなります。というより、組織のルールとして、ジャンクカテゴリのファンドは従来の枠組みとは別枠になりそうです。ただでさえ、昨今のインターバンクはコンプライアンスでがんじがらめにされています。そんな中、面倒な投資不適格ファンドを好んで売りたがる証券会社も多くはないでしょう。

需給を鑑みれば、通貨リラに対する需要の絶対数が減ることが想像できます。その位、投資適格級とジャンク級の差は大きいと考えます。

暴落がないとおかしい

なんか淡々とトルコリラの下落予想を語っていますが、これは管理人の想定範囲にあったシナリオです。むしろ、早く暴落来いとすら思っていましたからね。理由はセリングクライマックス、最後の暴落待ちであったからです。

twitterでは垢抜けするという表現を使っていました。もう少し詳しく書くと、長期の下落トレンドが転換するためには、売りが一巡するほどの暴落がないとおかしいんじゃないかという考えを持っています。需給で見た場合、買い手がいる限り売りの余地がある訳で、トレンドの転換点というのは売り一色(もしくは買い一色)に染まらない限りは需給が逆転しません。逆バブルの崩壊ですね。

この売り一色が訪れるのがセリングクライマックス。絶望が相場を支配しないと明日は来ません。逆にセリクラが来たほうが次の展開が分かりやすくすらあります。

ドルリラのエリオット波動予想

上記はエリオット波動という分析手法で考えた場合の予想チャート。個人的には天井をぶち破るような超絶リラ売りで、ここが最後の転換点かなと考えています。むしろ転換点が来ないことには、やりづらくて仕方ありません。

そんな相場感を本家サイトに書いてみました。ご覧あれ。

記事:トルコリラは最安値を更新してこそ長期トレンドが転換する

スワップ運用なら豪ドルで良いのでは?

絶望ばかりをクローズアップしてもアレなんで、スワップ派に少しだけ希望の光を。管理人の見立てによると、オーストラリアドルが底打ちをクリアして上昇転換しそうですね。いわゆるチャイナショックで大きく下落した通貨ですが、中国の景気減速は鳴りを潜め、オーストラリア経済は2015年に底打ちしたと言われています。

現在のAUD/USDは、オニールのいう「取って付きカップ」という形状のチャートパターンを描いています。買いのタイミングは、取っての先をブレイクしたところ。以下のチャートで示してみました。

audusdでスワップ運用?

直近ではドルが弱いのでブレイクしそうな勢いですね。スワップ運用を考えるなら、豪ドルから始めた方が無難な結果になりそうです。

↓こんな予想、イイナと思う方は一票ください。

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管理人の相場日記です。

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