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世界の金融緩和策とかリラ下落再びとか

世界の金融緩和策とかリラ下落再びとか

先日の10月31日。日銀が追加金融緩和を発表し、さらに年金運用期間のGPIFが、株式運用比率を25%にまで引き上げる方針を決定しました。これは、ダントツの円売り材料です。発表を受けて、ドル円為替レートは大幅に上昇。それに伴い、クロス通貨のトルコリラ円も50円を越えてきました。

今後も円安が予想されるので、下落が懸念されるトルコリラ通貨ペアも、対円なら買い始めていいかなという印象です。今回は、日銀追加金融緩和を絡めて、トルコリラの見通しとか日米欧別の通貨ペアの特徴など、色々と語っていきましょう。

  1. 世界の金融緩和策まとめ
  2. 日銀追加金融緩和でトルコリラ円上昇
  3. トルコリラ下落再びか
  4. 対日米欧のトルコリラ通貨ペアの特徴

世界の金融緩和策まとめ

本家「トルコリラの為替投資戦略」のブログをアップしました。

ブログ記事:日米欧の金融緩和策とマイナー通貨の見通し

マイナー通貨の見通しと言いながら、トルコリラの見通しを語っています。対ドル、対ユーロ、対円の各通貨別で。まあ、メジャー通貨対マイナー通過という構図で、マイナー通貨を包括的に扱ってもよいのかなと考えました。

内容をまとめると以下の通りです。

  • 対ドルでは金融緩和終了でも、USD/TRYは上昇基調(ドル買いリラ売り)。
  • 対ユーロは、金融緩和開始でEUR/TRYは下落基調(ユーロ売りリラ買い)。
  • 対円は、日銀追加金融緩和でTRY/JPYは上昇基調(リラ買い円売り)。

対になるメジャー通貨の通貨安・通貨高が強いので、同じトルコリラでも通貨ペアによって、上下の方向感がばらばらになってきた感じです。ただ、唯一下落基調にあるトルコリラ対ドルも、米政策金利の利上げが始まれば上昇に転じるのではないかと見ています。時期は、来年の6月辺りでしょうか。

日銀追加金融緩和でトルコリラ円上昇

金融緩和関連の話題で一番ホットなものと言えば、日銀の追加金融緩和でしょう。10月の末日に、日銀がサプライズを起こしてきました。

円安加速し一時112円台半ば、日銀の追加緩和で=NY外為市場

[ニューヨーク 31日 ロイター] – 31日終盤のニューヨーク外為市場では、円がドルに対し約7年ぶり安値をつけた。日銀が予想外に追加緩和を決定したことで、円安が加速した。

追加金融緩和策を受けて、ドル円が急上昇。円安が進んで、相対的にトルコリラ円も急上昇。1リラ=50円を越えてきました。

トルコリラ対円の為替レート推移

トルコリラ対円の為替レート推移

それまで、トルコリラ円を持っていた投資家にとっては棚ぼたですね。円安基調であったので、マイナー通貨好きのマニアックな人は持っていたかも知れません。管理人は、リラ対ドルばかり見ているので、恩恵を受けることができませんでしたが。

しばらく円安基調が続くので、トルコリラ円もそれに釣られて上昇を続けそうです。長期保有やスワップ狙いなら、買っても良いかもしれません。デイトレ派なら、マネースクエアジャパンのトラリピで買いを仕掛けるのも良いと思います。

対ドル下落再びか

対円では、トルコリラは上がりそうですが、対ドルではちょっと趣が異なります。

トルコリラ対ドルの直近の値動きとしては、ヘッジファンドのリラ買い戻しが一服した感じがあります。それまでは、強いリラ売りだったのですが、10月に入って、海外投資家のポジション調整が続きました。決算に伴うショートポジションの買い戻しで、リラ高傾向にあったのです。

トルコリラ対ドルの為替レート推移

トルコリラ対ドルの為替レート推移

ただ、リラ買い戻しの動きも一服した感があります。特に月曜から11月に入るので、ポジション調整は終了するでしょう。一方で、ガンマチャート(※)がいまだにUSD/TRYの上昇トレンドを描いているので、ドル買いリラ売り基調の長期トレンドは崩れそうにありません(※ガンマチャートの読み方は本家サイトの記事を読んでみて下さい)。

アメリカの景気が活況なので、しばらくはドル買いということですね。来週辺りから、再び最安値を目指して動き出すんじゃないかと思います。管理人は、週末にリラ売りポジションを建てました。

対日米欧のトルコリラ通貨ペアの特徴

最後に、通貨別トルコリラの特徴と買い方をまとめましょう。トルコリラの通貨ペアは、主に3つのものが知られています。

トルコリラ対円(TRY/JPY)

日本の証券会社で一番扱いが多い通貨ペアです。買いならセントラル短資FX、売りならヒロセ通商でしょうか。マネースクエアジャパンでトラリピに挑戦するという手もあります。

円安基調となっているので、トルコリラ円はスワップ目的で長期投資を始めてもよいかも知れない通貨ペア。当然、買うならスワップポイントの高い証券会社で。

トルコリラ対ドル(USD/TRY)

世界的な機軸通貨となるドルを基準にしたトルコリラ通貨ペア。トルコリラの値動きは、この通貨ペアを見ると分かりやすいものがあります。意外にも、トルコリラ通貨ペアの基本です。

ただ、日本では取り扱い証券会社がほとんどないのが現状です。実質的には、海外証券会社の日本法人を使うことになるでしょう。コストの安さならOANDA Japan、スワップポイントの高さならAVA Tradeがおすすめです。

ちなみに、USD/TRYはロングでドル買い・リラ売り、ショートでドル売り・リラ買いです。トルコリラ円と上下逆なので、注意してください。

トルコリラ対ユーロ(EUR/TRY)

癖のあるユーロと癖のあるトルコリラで、無茶苦茶、癖のある通貨ペアです。ただ、ECBが量的金融緩和を実施し始めたので、トルコリラは対ユーロでも長期保有を始めてもよいかもしれません。ユーロ圏がマイナス金利なので、金利差でスワップポイントが非常に高い点もポイントです。

対ユーロのトルコリラ通貨ペア(EUR/TRY)を扱う証券会社は対ドルよりもさらに絞られます。幸いスワップポイントの良いAVA Tradeが扱っています。対ユーロでトルコリラを扱うならスワップポイント狙いでしょうから、AVA Tradeが良い選択肢でしょう。

参考記事:トルコリラ円に満足できなくなったらアヴァトレード

以上の通り、一口にトルコリラと言っても、対になるメジャー通貨によって、若干毛色が変わってきます。証券会社によって扱い通貨ペアも違うので、本家サイトの記事も参考にしてください。

本家サイト:トルコリラを取引できる証券会社

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トルコリラの為替投資戦略

管理人の相場日記です。

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