ここ最近、為替相場に全くトレンドの出ないトルコリラ。雇用者数発表があっても無風。政策金利の発表があっても微妙。まったく、売りにも買いにも動く気配がありません。
これ、あれですね。夏休みですよ。
夏になったので例年通り、外資系投資機関がバケーション入りした訳ですね。これはもう、為替相場はしばらく動きませんね。という訳で、管理人も夏休みの準備を始めました。夏期限定で、トルコリラ異業者量建てのスワップ運用をします。
今日の記事では、アヴァトレードとFXトレードフィナンシャルで運用するスワップ鞘取りについて語ります。スワップ差額の計算方法や投入資金・余裕資金について理解を深めて頂ければ幸いです。
- 異業者量建て始めました
- 取らぬ金利の皮算業
異業者量建て始めました
今年は、トルコリラ対ドル(USD/TRY)でスワップ鞘取りのポジション組みました。
現在の所、証券会社のペアとスワップポイントはこんな感じです。
証券会社 | アヴァトレード | FXトレードフィナンシャル |
---|---|---|
ポジション | USD/TRYショート | USD/TRYロング |
スワップポイント | +235円/日 | -130円/日 |
スプレッド | 20pips | 20pips |
毎日のスワップ差額が約105円。10,000通貨のスプレッドコストが売買ポジション合わせて、約2000円。ざっと、20日位でイニシャルコストを回収できる計算ですね。夏休みが終わる頃には、そこそこ利益が出てるでしょう。
取らぬ金利の皮算業
ついでに、スワップ累計の見積もりを計算してみましょうか。
今回の異業種量建ては夏休み限定。9月の中旬にはポジション解消する見通しです。ざっと2ヶ月の短期スワップ鞘取りです。
目論見はこんな感じです。
10,000通貨あたり。 一日のスワップ差額:105円/日(予定) 保有期間:60日間(予定) スワップ総額:105円/日×60日=6300円 スプレッドコスト:1960円 利益トータル:4340円/lot 投入資金:6万円×2(ロスカット余裕資金含む) 利回り: 利回り=利益/投入資金×100 =4340円/120,000円×100 =3.61%
利回り3.6%と出ました。まあ、夏休み限定のオリジナル仕組み預金ですね。銀行に預けるより、よっぽど利率がいいと思います。
ちなみに、肝心のロスカット回避のための余裕資金ですが、今回はあまり真剣に考えてません。というのも、夏休みの間はトルコリラの為替相場は動かないだろうと考えるためです。それでも、10,000USD/TRYの必要証拠金が約40,000円(レバレッジ25倍)ですから、1.5倍の余裕資金を設定しています。
今回使う証券会社は、スワップポイントの高いアヴァトレードでのUSD/TRYショートです。