先日、米雇用統計が発表されてからというもの、トルコリラは方向感が見えない展開が続いていました。そんな展開が週明けの本日。どうやら動きが見えてきました。リラ売りです(※筆者個人の見解です)。
そんな訳で、先週の為替相場のおさらいから、筆者の相場感まで語っていきたいと思います。
- レンジ相場は勝てない相場
- 週明け売り方向にレンジブレイク
レンジ相場は勝てない相場
6月の米雇用統計が発表されて、一週間。トルコリラはなんとも方向感の見えない展開が続いていました。いわゆるレンジ相場というやつです。
このレンジ相場では、儲けを出すことが難しいと言われています。その理由は、一般にはトレンドが発生しないことが原因だと言われています。個人的には、それに加えてサインが分かりづらいことも原因であろうと主張したいところです。
レンジ相場では、基本、逆張りが有効と言われています。でも、逆張りのサインってなんでしょう?
ストキャススティクスが逆張りのインジケータだと言う為替の教科書もあります。でも、管理人の場合、それは押し目のサインです。ショートレンジで逆張りでも、ロングレンジで順張りでないと、ちょっと勝てる気がしません。
コラムとブログ(本家サイト)でも書きましたが、先週までトルコリラは方向感が見えていませんでした。レンジと決めてかかれば、往復取れると豪語する人もいますが、トルコリラの高いスプレッドでは、それも無理だと思います。まあ、やるんですけどね。OANDA Japanはスプレッド狭いので。
週明け売り方向にレンジブレイク
話がそれましたが、ここからが相場感の話です。週を開けて、本日16日月曜日。やっと、トルコリラが動き始めた気がします。
筆者個人の方向感は「USD/TRYで↑」。トルコリラ売りです。根拠は、上記チャートに書き込んだ2つ+αのポイントです。
- レンジブレイク
- USD/TRY=2.1の壁
- ファンアメンタル要因
レンジブレイクに関しては、チャートに書いた通りです。ここ一週間ほどのレンジレートが、週を開けて売り方向にブレイクしました。正しくは、週末金曜からそんな傾向があったのですが、金曜日というのはきまぐれに動きやすいので、できればポジション持ち越しは避けたいところです。
USD/TRY=2.1の壁は、個人的にかなり意識しています。本家トルコリラ為替の記事で、以前、触れたことがあるラインです。短期筋が目一杯買いに傾いたときのボーダーラインだと意見を述べてみました。このところ、このUSD/TRY=2.1付近でうにゃうにゃしていていました。結局、「リラ高値を更新せず→トリプルボトム形成→トレンド終了」と、いうのが個人の相場感です。
ファンダメンタル要因は、本家サイトの「コラムとブログ」で色々と語ってます。個人的に、トルコリラに良い材料があるとは思っていません。
という訳で、筆者個人のトルコリラ相場感を語ってみました。ちなみに、今日の夕方からリラ売り試してみています。