先日から興味深い値動きをしているトルコリラ。かたやエルドアン大統領の選挙前倒しで混乱売り。かたやトルコ中銀の金利引き上げで期待の買い。互いに矛盾する材料が出てきて、チャートも迷っている様子が伺われます。
そんな中、米国のFOMCを受けてトレンドはリラ売りに傾いた様子も見えます。しかし、今夜は雇用統計。果たしてトルコリラの売りトレンドは転換するのでしょうか。
そんな訳で、今回はチャート分析を元にトルコリラ値動きのポイントを追ってみたいと思います。
- トルコリラのチャート分析2018年5月
- ダブルボトムかヘッドアンドショルダーか
- 常時SSLに対応しました
トルコリラのチャート分析2018年5月
最初にトルコリラのチャート分析から、ここまでの値動きを追いましょう。以下は2018年5月のチャート分析です。
ご覧の通り、トルコリラ円はウェッジパターンで調整があった後に急落しました。ウェッジパターンの調整に持ち込んだ材料は、言わずと知れたトルコ中銀の利上げでした。そして、急落させたのが5月2日にあったFOMCと思われます。
もっとも、FOMCでは現状維持という結果であったので、そんなにインパクトのある内容でもありません。トルコリラに関しても、リスク回避というよりポジション調整という局面でしょうね。ここからの展開次第で今後の方向性が変わってきます。
ダブルボトムかヘッドアンドショルダーか
チャートパターンの予測に移りましょう。ここからトレンドが転換するパターンは2つ。ダブルボトムかヘッドアンドショルダーを描くことです。
まずはダブルボトムのパターンです。直近、安値で買われる動きが出れば、ダブルボトムを期待することができます。以下に示します。
同じく、転換のパターンとして、ヘッドアンドショルダーのパターンも予想されます。今夜の雇用統計後に反発するなら、このパターンです。ただし、雇用統計で下値を割ると、前述のダブルボトムパターンに移行します。
いずれにしても言えることは、トレンド転換に当たってはいずれかのパターンを描かねばならないことです。そのため、今夜の雇用統計後の値動きに非常に注目が集まりますね。底値を割ってしまうと、再びリラ売りトレンドが継続しそうです。
常時SSLに対応しました
最後にHPの管理人としてのお仕事を紹介します。先日、ちらっと触れましたが本ブログが常時SSL化に対応しました。気になる方はプラウザの上の方を見て下さい。https接続で以下のような表示が出ていると思います。
これが噂の常時SSL化対応というやつです。本家ブログも同じように対応しました。
だから何だ?という話ですが、ちょっぴりセキュリティレベルが上がったよという話です。自己満足かも知れませんが、紹介させてもらいました。
ちなみに先日に紹介した「メキシコペソFX倶楽部」も常時SSL化に対応しました。メキシコペソの方にも興味のある方はご覧あれ。ブログも充実してきました。
リンク:メキシコペソFX倶楽部
雇用統計は明日ですが。