秋も深まり既に10月。先月は方向感の見えない相場が続きましたが、なんだかんだで長期保有のスワップポジションを買いました。結局、あるぞあるぞと言われていた9月のFRB利上げがなくて悶々としましたが。それでもトルコリラ円の底値は固かった・・・。
長期ポジションはまだ予断を許しませんが、とりあえず仕込めたで・・・ということで。短期ポジションは利益確定でぐふふ。結構、厚く張っていましたぜ。今回はWボトムのチャートパターンからの仕込み・買い増しトレードの話です。
- 結局5回も決済しました
- 思い描くシナリオは
- アンカラテロであぽーん
結局5回も決済しました
先日から続いていたトルコリラ円買いの長期ポジション模索。買っては同値撤退になり、戻ってきては上昇し。振り返って見れば、トルコリラ円はレンジ相場でしたね。もっと早く気付けばデイトレメインになったのに。こんな話、FXトレードあるあるですね。
結局の所、ポジション建て→同値撤退を5回も繰り返してしまいました。ただでさえ、トルコリラはジェットコースター相場なので心臓に悪いですね。喜びと悲嘆の繰り返しは、さながらメリーゴーランド。FXトレーダーの遊園地、トルコリラ相場へようこそ。
まあ、結果的に雇用統計の後に方向性が出ましたね。ダブルボトムなり、レンジ相場なりのチャート対策については、本家サイトにブログ記事をアップしましたよ。今回の経緯もいくばくか書いています。
思い描くシナリオは
スワップポジションを建てたのは良いとして、ここまで肝心のトレードアイデアについて語るのを忘れていました。というより、今のいままで、あんまり相場観が固まらずにチャートだけを見てました。本家サイトの記事を書きながら、やっとこさ考えがまとまったというオチです。
上記の記事を読んで頂くと分かりますが、端的に言えばドル高相場は終わるシナリオを描いている訳ですね。これまでのQEでは、利上げで最後のドル高フィーバーが来ていたんです。ただ、今回のQE3終了はさんざん引っ張ってきたので、いい加減な所、利上げは市場に織り込まれているだろうと。ジャネットさんも市場にインパクトを与えたくないみたいですしね。
端的に言えば、ドル高トレンドが終わって、新興国通貨に投資が戻ってくるというトレードアイデアです。飽くまで長期的に言って。
端的に言いすぎて、論理が飛躍しているかも知れません。実際、途中に株高・ドル高とかのメカニズムがあったりします。本家サイトでは、ここら辺をつらつらと書いてみました。ご覧ください。
アンカラテロであぽーん
とまあ、ここまで長期ポジションと連呼してきたんですが、先日、決済しちゃいました。理由は、アンカラで起きた爆発テロ事件です。どうやら、またイスラム国絡みとの見方が浮上していますね。一体、いつになったら治安が落ち着くのか。短期ポジションだけは決済していたのが幸いです。
#トルコリラ ニュース見ました。首都アンカラでまたテロ。これは週明けから売られますね。
リカクシトイテヨカッタ
— トルコリラの為替投資戦略ナビ (@fxturkishlira) 2015, 10月 10
もっとも、今回は爆破事件がなくても近いうちに決済する可能性はありました。理由は、11月1日に控えるトルコ国会再選挙ですね。この前に一波乱ありそうなので、持っていても10月後半までという考えです。上昇トレンドがもっと続けば選挙まで持ち越して鬼ホールドだったんですが、生憎そんな地合じゃなくなりましたね。
- 与党過半数奪回→政治的安定→トルコリラ上昇
- 与党過半数割れ→政治に失望→トルコリラ暴落
今回の選挙はシンプルで、上記のような両極端なシナリオが描けますね。付け加えるなら、選挙前の期待感からレートを上げる展開があるかなーという状況でしょうか。あくまで、期待感から買われる場合に限りますが。