今週のFX通貨トルコリラは、大きなリラ売り相場となりました。この大きなリラ売り相場で管理人はどうしたかというと・・・。ずっと、異業者両建ての維持。資金を拘束していたので、にっちもさっちもいきません。
これは失敗だったかなあ。そんなモヤモヤを語っていきたいと思います。8月あたまの相場日記です。
- 世界的なリスク回避姿勢
- リラ安は異業者両建てに有利
- 両建ての選択は失敗なのか
世界的なリスク回避姿勢
今週は、月曜(8月4日)から世界にきな臭い事件が色々と起きていました。ウクライナ問題の拡大、ロシアの対抗措置、マレーシア航空事故、また、アルゼンチンのデフォルト問題・・・。総じて、世界の投資家にリスク回避策をとらせるのに、十分なニュースが出続けたと感じます。
そんなネガティブニュースの影響を強く受けるのがトルコリラ。トルコリラはかなり強めのリスク資産に分類されます。世界的なリスク回避姿勢によって、大幅なリラ安が進みました。
トルコリラを動かす材料そのものはないのですが、なんというか「空気」ですかね。ともかく、株や通貨など、リスク資産は処分してしまおうという流れが続いたと思います。
USD/TRYは、現在、前回の記事で予想したレンジ上限のいっぱいまで上がってきています。チャートは、上に行くほどリラ売りです。
リラ安は異業者両建てに有利
そんな相場を横目に見つつ、管理人はコツコツ異業者両建ての資金管理をしてました。ここまでの経緯については、以下の記事を参照ください。
参考記事:夏休みは異業者両建てdeスワップ運用
幸い、両建て2社のうち、損失が出ているのはリラ買いのポジション。こちらは、スワップポイントの受け取りが発生るサイドです。損失が拡大しても、スワップポイントの積み上げが損失の一部を相殺してくれます。
イメージとしては、上の図のような感じでしょうか。リラ安サイドに進んでも、スワップ分だけロスカットラインから離れています。結果、資金補充なしでロスカットを回避することができています。うまく、中立を保っている感じです。
両建ての選択は失敗なのか
今週のトルコリラ為替相場を見ると、どうにも失敗感が否めません。リスク回避の流れにのっかってリラ売りすれば、利益が出た気もします。
リラ売りのポイントは、8月6日の夜半。時間足一目均衡表で上抜けサインが出たところでした。
ただ、このサインでリラ売りできたかというと、正直、管理人は微妙な感じです。ここ数週間、トレンド発生の期待が裏切られてきたこと、夏休み相場に入っていることが主な理由です。
結果として、取引のチャンスを逃がしたことは失敗でしょう。ただ、異業者両建てとして失敗したかと言えば、そうではありません。いまだポジションは継続中で、毎日スワップポイントの差額が入ってきます。管理人にとっては、失敗のパターンに入りません。
まあ、損を出していないだけ、良しとしましょうか。管理人は、最近は相場はお休みモードです。というのも、空いた時間で、本家サイトの特集記事を書きためているからです。
特集の内容は、「スマホでデイトレを考える(仮)」。近日公開。お待ちあれ。