異業者両建てのポジションがトータルプラス利益に転じました。今日は、異業者両建ての経過を紹介します。そして、今後の資金移動・ロスカット回避の展開を考えてみたいと思います。
特にトルコ大統領選。これは値動きを起こすイベントとなり得ます。
- 異業者両建てが順調に含み益
- 休暇期間の相場展開
- トルコ大統領選・・・だと?
- 勝つか負けるかひげおやじ
異業者両建てが順調に含み益
暑い日が続きます。もうすぐ日本もお盆休み入りです。海外投資家も、昨日の米雇用統計が終わって一斉にバケーション入りでしょう。
管理人もすでに相場の方は夏休みに入りしました。休みといっても、完全休止ではありません。先日の記事で書いたように、異業者両建てでの運用に移ったのです。為替差益狙いの取引だけをお休みしている訳で、半眠半稼働というところです。
上記の記事を書いた時点で建てた異業者両建てのポジションも約束の18日が経過し、気がつくと、利益を出し始めていました。ここからはもう、利益が乗るばかり。大体+100円/lotが毎日入ってきます。
トルコリラの為替レートは一応見てはいるものの、証券口座を確認するほど大きな値動きはありませんでした。なので、損益分岐点は未確認です。多分、こんな感じで推移したのだと思います。
買い建て | 売り建て | 備考 | |
---|---|---|---|
証券会社 | AVA Trade | FXトレードフィナンシャル | |
両建て開始(7/15) | -920円 | -920円 | スプレッドコスト-1840円 |
18日経過 | +4400円くらい? | -2200円くらい? | 多分この辺でプラ転? |
20日経過(今日時点) | +4705円 | -2413円 | 計+573円 |
※各10,000通貨として |
休暇期間の相場展開
海外勢の休暇入りが始まって、最近のトルコリラ相場は、予想通り(期待通り)迷走しています。方向感のない展開が続きます。
異業者両建ての記事をUPした翌日からリラ買いが始まったときだけは、ロスカットがチラついてドキドキさせられました。ただ、材料がなかったらしく、見事にイッテコイの展開。現在では、買い建ても売り建ても、ほとんど±0の利益に戻ってきています。
唯一動く可能性があったのは、8月1日の米雇用統計発表のイベントでした。しかし、twitterで呟いた通り、発表後の値動きでトレンドが消えました。
以下のチャートには、管理人の相場感を書き込んでみました。ここからは、おそらくUSD/TRY=2.12のラインを挟んでのランダムウォークだと思います。
トルコ大統領選・・・だと?
このまま順調に行けば、例年通り、8月は閑散相場が続くはず・・・でした。どうにも重要なイベントを忘れていました。8月12日のトルコ大統領選です。トルコの大統領といっても、半分、名誉職みたいなものですから、従来通りだったら、そんなに注目を集めないイベントです。
しかし、今回の大統領選はちょっと違います。というのも、エルドアン現首相(通称ひげおやじ)が出るからです。
ひげおやじが出るとなると、もう政治がDEADorALIVE。勝つか負けるかで大違いです。勝てば(経済にとっては良い意味で)ワンマン政治続行ですし、負ければ独裁政権崩壊の危機です。今回の大統領選は、これまでとはちょっと違います。
勝つか負けるかひげおやじ
市場のコンセンサスは知りませんが、まあ、エルドアン勝利が既定路線だと思います。中銀への圧力やtwitter停止など、強いリーダーシップがないとできません。経済を成長させるためにも、政治の安定性は必要でしょう。
なので、エルドアン首相→エルドアン大統領に進化しても、そんなに劇的な展開にはならないと思います。1月以来のリラ高にも、すくなからず選挙の行方が織り込まれていると思います。このシナリオでは、緩やかなリラ高トレンドが続くかな?という予想をしています。
むしろ、負けたら面白いな。というのが、管理人の希望です。だって、ほら。リラ安の方がチャート読みやすいし。
最後の方は、管理人の希望的観測が入りましたが、基本的に「ひげおやじ勝利→リラ買い」「ひげおやじ惨敗→リラ売り」だと思います。そんなことを本家ブログに書いてみました。
両建てに関しては、リラ買いなら資金移動で両建て維持。リラ売りなら、そのまま激動にのっかってみようかなと考えています。維持だけ考えたら、相場が動かないのが一番楽なんですけどね。