トルコリラdeぱらりら

イギリス離脱はユーロ売りでぱらりら

イギリス離脱はユーロ売りでぱらりら

今更ながらですが、来ましたね。イギリス離脱。管理人、トルコリラは対ユーロのトレードを始めました。ユーロ売りのトルコリラ買いです。

週も明けていろいろと材料が出てきてますね。トルコ関連としては、イスラエルとの外交回復とロシアとの関係回復でしょうか。管理人としては、トルコ外交が欧州から離れて、中東・ロシアに注力しようという動きに見えます。それも外交交渉で生き抜く術とも言えますね。

という訳で、今日はイギリスEU離脱絡みのネタを語っていきます。

  1. ユーロ売りでしょ
  2. トルコの外交
  3. 日本の金融政策は

ユーロ売りでしょ

最初にトルコリラの対ユーロレートから。トルコリラはEUR/TRYレートで3.2000に到達。イギリスの国民投票が終わった後からユーロ売り・リラ買いに傾き、EUR/TRYのチャートはショート有利なトレンドとなりました。

離脱派勝利でトルコリラ買いユーロ売り

直近の目標は、この3.2000を抜けることができるかどうかですね。まあ、トリプルゼロのぴったんこレートなので勢いないと跳ね返りますね。リラ買いトレンドは継続していますけど、スコンと抜けないと後が思いやられますね。

なんで対ユーロトレードを始めたのかという点については、本家ブログで語りました。欧州連合の弱体化に乗じようと言う魂胆ですね。トルコにとってもあまりよろしくないのですけど、ユーロ圏のマイナス要因よりはマシじゃないかと思っています。

トルコの外交

トルコ政府にとってもイギリス離脱は重要な出来事であったようですね。エルドアン大統領に至っては、国民選挙の前からアンチEUの演説を行ってましたからね。多分、ロシアのプーチン大統領と並んで、イギリスの国民投票で得をしたのはこのひとじゃないでしょうか。

そんなロシアのプーチン大統領に対して、エルドアン大統領が謝罪をしたとの報道が流れています。以下の記事は、ロイターから。イスラエルとの外交回復と併せて記載がありますね。

トルコ、イスラエルと6年ぶり関係正常化 ロシア機撃墜では遺憾表明

[イスタンブール/モスクワ/エルサレム 27日 ロイター] – トルコとイスラエルは27日、外交関係を正常化したと発表した。両国の関係は2010年5月、パレスチナ自治区ガザ地区に向かっていた活動家の支援船をイスラエル軍が襲撃し、トルコ人10人が死亡した事件を受けて悪化していた。

(中略)またエルドアン大統領はロシアとの関係改善についても言及。両国関係は昨年11月に発生したトルコ軍によるロシア機撃墜を受けて冷え込んでいる。大統領は、現在の状況は双方の利益にならないとし、早急に関係を正常化させると述べた。

記者が言いたいのは、トルコの外交がEUから離れつつあるということじゃないでしょうか。多分。

トルコはロシア空軍機を撃墜してから、ロシアと険悪な仲にありました。まあ、トルコはEUと連携してアンチロシアに回っていたんですけど、イギリス離脱でEUの先行きが不安になってきましたね。立場の弱いトルコとしては、ここら辺でロシアとの手打ちを模索するタイミングがやってきたのでしょう。

そんなトルコの変わり身の早さ。管理人は嫌いじゃないです。↓イイネと思った方は1クリックお願いします。

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日本の金融政策は

翻って、日本です。Bregxitで一番困る国なんじゃないでしょうか。巷の噂じゃアベノミクス終演とか、円高危機とか叫ばれています。

実際問題、円高はまずそうですね。安全通貨として、日本円は格好の逃避先になっています。ドルは高いし、ユーロは買えない。スイスもユーロ圏でフランも微妙。消去法で日本円しか無難な逃避先がありません。

安倍政権としては、ここからが腕の見せ所ですね。巷のニュースで流れている通り、早速、円高対策のアクションを取り始めました。と言っても、まだ緊急会合を開いている段階。実行に移すのはもう少し先の話だと思います。トルコリラ円を買うなら、まだ円買いヘッジは必要だと思いますよ。

為替介入なんて、久々の響きですね。管理人、昔の介入時代にはよくドル円のトレードでやられていました。ここから介入実施となったら、今度はリベンジできますかね。今は色々と考えを巡らせている最中です。

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