トルコリラを対ドルで売りまくった話。先日から、トルコのクーデター未遂でリラは暴落。戻りを見つけてトルコリラを売ってみました。まあ、直近ではリラ買いのタイミングを待っています。
どんな相場でも戻り、押し目はあるもんです。今回の暴落でも、きっちり戻り売りを仕掛けるポイントはありましたね。今後の買いのポイントと併せて、日記を綴っていきたいと思います。
- クーデター後は売り一色
- 半値戻しからの戻り売り
- トルコ債権格付け引き下げ
- 買いはあと3日だけ様子見
クーデター後は売り一色
最初にチャートの確認から。以下はトルコリラ対ドルの日足チャートです。ご覧の通り、現在でも日足チャートでは下落方向一方の展開が続いています。
こんな相場を買いで入れば火傷は必至。当然、売りで臨む場面ですね。ただ、売りのポイントは日足ではちょっと見づらいことでしょう。もう少し短い時間足で見た方がよさそうです。
と言う訳で、売りのポイントを解説します。
半値戻しからの戻り売り
時間足の軸を少し縮めて1時間足です。以下に戻りのポイントと一緒にチャートを示してみましょう。
ポイントとなるのは以下の2点です。
- 大幅下落からの半値戻しであった点
- ボリンジャーバンドの中央線に収束した点
半値戻しというのは、よくあるジンクスですね。大幅下落の局面でも、下落幅の半分だけ戻すということはよくあります。今回も半値戻しがリバウンドの頂点でした。
ボリンジャーバンドの中央線も一つの目安になりましたね。正確には中央線でエントリーするトレード手法はないとは思うんですけど。「中央線タッチでリバウンドはまあここまでかな」という目安にはなります。
まあ、半値戻しがあることは事前に予想していました。なので計画通りのトレードという訳ですね。
トルコ債権格付け引き下げ
トレード計画を立ててはいたのですが、管理人の予想外の出来事がひとつ。トルコ国債の格付け引き下げです。レーティング会社S&Pが格付けを「投資適格」から「投機的」に一段階引き下げました。
ここで、トルコリラはもう一段下げましたね。以下は値動き前後の30分足チャートです。
格下げでの売りは予想外でしたね。てっきり織り込まれたもんだと思っていましたし、格下げ自体がもう少し後だと思っていました。という訳で、先の売りポジションはとっくに解消済み。むしろ、EURTRY=3.35でリラ買いに変更していました。まあ、そっこーで損切りになりましたね。
まあ、天井での決済も底値での買いも難しいってことですね。
買いはあと3日だけ様子見
最後に直近の相場。とりあえず、リラは売られ切った感が漂い始めてはいますね。USD/TRY=3.1000,EUR/TRY=3.4100,TRY/JPY=33.2が最安値となっています。
まあ、最安値から少し戻してしまっていますが、そろそろ買いのタイミングかなと思っています。できれば、もう1回か2回の下落があって欲しいところですが、飽くまで「希望」の範疇。大きく下げるかどうかは分かりません。
多分、週明け(7/25~)あたりに大きく戻す素振りがあると思います。短い時間足では既にリラ買いトレンドに転換していますからね。日足の下落トレンドは終わっていないのですが、お試し買いには良いタイミングだと思います。
あと3日だけ待ちたいと思います。
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